大人のアトピー性皮膚炎を食事と保湿で改善したブログ

30代になって25年振りに再発したアトピーを、食事と保湿で劇的に改善した経験を綴ります。

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アトピーと真菌

アトピー性皮膚炎とマラセチア菌は何が違うの?

アトピー性皮膚炎と間違われやすい皮膚炎としてはマラセチア菌由来の炎症があります。

では、この2つの違いはいったいどのようなものなのでしょうか。このページではその違いについてみていきます。

 

マラセチア菌の特徴について

 

マラセチア菌といってもピンとこない人もいるのではないでしょうか。

マラセチア菌とは、頭皮に「脂漏性皮膚炎」という炎症をもたらす菌です。

 

具体的には頭皮のフケや乾燥、べたつきなどでで、悪化した場合には頭皮がはがれてしまうこともあります。マラセチア菌は皮脂をエサとして活動するので、頭皮のように皮脂が多い部分が大好きです。たっぷりとある皮脂をエサに増殖し、ターンオーバー周期を乱します。

 

 

頭皮以外では、背中、肩、二の腕、胸などでも増殖し、赤いポツポツとしたニキビの原因になることもあります。この赤いニキビは「マラセチア毛包炎」といいます。

皮脂量が多いと増殖しやすいので、高温多湿で汗や皮脂が増えがちな夏に症状をうったえる人が多いことも特徴です。

このマラセチア菌はカビの一種でもありますが、もともとは私たちの肌に常に存在する菌でもあります。

 

他にも「白癬菌」「カンジダ」「アスペルギス」などがマラセチア菌と同じ「真菌」というカビの一種になります。

 

この「真菌」というカビは、健康なときには症状はありませんが、免疫が低下したときに症状を発症することも特徴です。

これを「日和見感染」といい、免疫が低下しがちな病人やお年寄りは注意が必要です。

 

アトピー性皮膚炎の特徴について

 

では、マラセチア菌と同じ「かゆみ」が症状としてあらわれるアトピー性皮膚炎はいったいどのような炎症なのでしょうか。

 

2つの特徴を紹介します。

まず1つ目はかゆみを引き起こす原因が異なります。マラセチア菌は皮脂量が多いと繁殖してかゆみを発症させますが、アトピー性皮膚炎の原因は一つではありません、

主に遺伝とアレルギー反応の2つがあります。遺伝については必ず遺伝するというものではありませんが、その確率は決して低いとはいえません。

 

アレルギー反応については「アレルゲン」に触れることにより、免疫が過剰に反応してしまう現象です。免疫が過剰に反応すると血中のIge抗体が増加し、かゆみの原因となるヒスタミンなどが分泌されます

 

関連記事:私のアトピーを劇的に改善させたものたち アトピーケア編

 

アレルギー反応を引き起こす代表的な「アレルゲン」としては、次のようなものがあります。

 

*ハウスダスト
*カビ
*花粉
*紫外線
*化学物質(シックハウス症候群)
*食物

 

2つ目としては、発症する部位がマラセチア菌とは異なります。

上述のとおり、マラセチア菌は皮脂量が多いことによって繁殖します。対してアトピー性皮膚炎は発症したら乾燥を引き起こすという特徴があります。

 

 

そのため、皮脂の少ない肘や膝の裏側など発症する傾向にあります。また乾燥している部分をかいてしまい、肌を傷つけてさらに乾燥を繰り返してしまうこともあります。

以下、マラセチア菌とアトピー性皮膚炎の違いについてまとめました。

 

『発症しやすい部分』

●アトピー性皮膚炎・・・乾燥しやすい部分 例:肘や膝の裏など
●マラセチア菌・・・皮脂量が多い部分 例:頭皮や顔、背中など

『症状の違い』

●アトピー性皮膚炎・・・強度のかゆみ、乾燥、再発性

●マラセチア菌・・・軽度のかゆみ、赤いブツブツ(ニキビ)、かさぶたなど

『発症しやすい年代、性別』

●アトピー性皮膚炎・・・大半が乳幼児のときに発症(内訳:~1歳 66% ~6歳 90%)
女性より男性のほうが発症しやすい

●マラセチア菌  ・・・正確な数値は不明 中高年の男性が発症しやすいと思われる。

 

 

予防と対策

 

どちらも共通していえることは、清潔が肝心だということです。

肌はもちろん、肌に直接触れる下着や衣類、寝具などは小まめに洗濯するなどして日ごろから清潔なものを使用しましょう。

 

それではもう少し詳しく各炎症の予防と対策をみていきましょう。

 

「アトピー性皮膚炎」

*肌を乾燥から防ぐ・・・肌が乾燥するとかゆくなるので、保湿剤で十分に肌に潤いを与える

*アレルギー反応を防ぐ・・・アレルギー反応を引き起こすアレルゲンに触れないよう注意する

*血中のIge抗体の量を確認し、状態を把握する

*ステロイド剤を活用する

「マラセチア菌」

*皮脂量が過剰に分泌されないような生活を心がける。例:ストレスをためない、十分な睡眠、食生活の改善(油っこいものを控える)
ステロイドの使用で皮脂の増加を抑えることもできます。

*抗真菌剤を活用する

 

※抗菌作用もある数少ないアトピー肌保湿剤にオージュンヌがありますが、私もアトピー完治の過程で使い倒しており、これはかなりおすすめです。

関連記事:大人のアトピー性皮膚炎を完治させた―私的保湿剤ランキング

 

また基本的にこの2つは別々の疾患なのですが、中にはどちらも併発する人もいます

そのような人はどちらか一方のみの対処ではなく、ステロイドと抗真菌剤を合わせて使用しながら治療していくことになります。また自己判断で治療するとさらに悪化することもあります。

特に小さなお子さんがアトピー性皮膚炎になった場合には、お母さんは専門家からアドバイスを受けるようにしてください。

必ず医療機関を受診し、医師・看護師などと相談しながら治療を進めましょう。

 

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