大人のアトピー性皮膚炎を食事と保湿で改善したブログ

30代になって25年振りに再発したアトピーを、食事と保湿で劇的に改善した経験を綴ります。

*

アトピーと保湿

《ハトムギ化粧水》アトピーには塗らないで!

2017/01/01

プチプラ大容量で全身に惜しみなく使えると、最近急に人気がリバイバルしだした「ハトムギ化粧水」

少し前までは薬局の片隅に若干ほこりをかぶって置いてあるようなイメージがあったこの化粧水ですが、アトピーに塗っても良いものなのでしょうか?

結論から言うと、「やめた方が良い」です。

 

ハトムギ化粧水の成分分析

ハトムギ化粧水は敏感肌(アトピー肌ではありません)にも使用できるとの評判ですが、まずは成分を見てみましょう。

 

 

水、DPG、BG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、ハトムギエキス、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン

おもな保湿成分は石油成分であるBG(ベチレングリコール)ですが、揮発性が高く逆にお肌の水分を奪い乾燥させる作用があります。またエタノールも水分を蒸発させるアルコールなため、逆に乾燥を引き起こします。

 

ハトムギ化粧水のキーとなる成分について

保湿成分として働くはずの成分が逆にお肌を乾燥させるとは、ちょっと心配ですね。これについてはのちほどまた詳しく解説しますが、ハトムギ化粧水の成分を詳しく見た印象としては「脂性肌」でかつ美白を目指す人向けの化粧水という印象です。

 

グリセリン

アルコールの一種で、適切な濃度を保てば肌の上に水分のバリアを張ってくれる、保湿効果のある成分。濃度が濃いと逆に水分を奪う。

分子構造が大きいため肌に浸透はしない。

 

DPG

溶解剤として使用され、肌への刺激が強い

 

グリチルリチン酸2K

カンゾウ根から抽出され、抗アレルギー、解毒作用あり。お肌の炎症を緩和する働きをするが、ステロイドと同じ働きをするため、長期使用するとリバウンドや副作用の可能性も。

 

ハトムギエキス

ハトムギに含まれる「ヨクイニン」という成分に美白効果、抗菌症作用がある。ハトムギ化粧水にどの程度の濃度で含まれているかは不明。

 

クエン酸

お肌のくすみを取り、ピーリング効果がある。濃度によっては刺激を感じる。

 

メチルパラベン、プロピルパラベン

防腐剤として使用され、アレルギー、発がん性、シミ、しわのもとになる。

 

アトピーにハトムギ化粧水は使うべきでない理由

抗炎症作用や保湿成分など、一見アトピーに良さそうな成分が含まれているため魅力的に見えてしまいますが、アルコール、防腐剤に石油成分など、アトピーにとって大敵な成分も多数含まれていることには注意が必要です。

 

 

アトピーはちょっとしたことですぐに症状が悪化しがちですから、少しくらいの添加物なら、と油断して使ってしまうと、それに反応して思いのほかひどくなってしまうということもよくあります。

また健康な肌の人にとっては効果をもたらす成分でもアトピーの肌にはあだとなってしまうケースもあるため、アトピー改善に励んでいるならば不安要素のあるものは意識して使用を避けるべきでしょう。

 

関連記事:我慢できないアトピーのかゆみを抑えるには

 

とくにハトムギ化粧水は保湿効果というよりは化学物質を使った整肌目的といった配合ですから、アトピーではなく普通の敏感肌の場合でも乾燥には効かないのではないかと思います。

 

実は私、アトピーにハトムギ化粧水を使ってみたことがあります

アトピーが完治する前だったのでもう数年前にもなりますが、実は私も一度だけ、アトピーにハトムギ化粧水を使用したことがあります。

アトピーが再発してすぐのころだったのでほとんど知識がなく、ただただハトムギ化粧水の清涼感を求めて(エタノールが清涼感の正体です)、そしてあわよくばかゆみがなくなれば良いとの思いで連続して数日程度、塗っていたのです。

↓再発したばかりの、このころですね

 

塗った瞬間はすっきりするものの、2、3分もすると赤みが出、より強い不快感とむずむずとしたかゆみが出たことを覚えています。

今思えばその反応は肌に合わないものを塗ったときの私のアトピーの反応そのものだったわけですが、当時はアトピーを疑い始めてすぐくらいの時期でよくわかっていなかったため、成分をよく調べもせず使っていたのでした。

リアルタイムのレビューではありませんが、ハトムギ化粧水の成分自体は変わっていないので、アトピーへの作用については今も昔も同じだろうと思います。

>>皮膚科の先生と共同開発の化粧水オージュンヌ

 

番外編:ハトムギ化粧水がニベアと相性が良いと言われている本当の理由

最近はハトムギ化粧水といえばニベアとの併用が良いともっぱらのうわさですが、これは単純にニベアの固いテクスチャーを塗りやすく柔らかくするのにハトムギ化粧水が適しているから、というだけに過ぎないような気がします。

 

※ニベア青缶はオーストラリアのものです

 

ハトムギ化粧水だけでなく昔ながらの「オードムゲ」「ヘチマ化粧水」なんかも急に同時にリバイバルするようなかたちで流行り出したのがなによりの証拠で、要はニベアと同じような価格帯で、組み合わせるのに丁度良い位置にいたから、ということなのでしょう。

 

証拠にどこを調べても、ニベアにはハトムギ化粧水でなければいけない「科学的な」理由はどこにも出てきません

 

こうして流行り廃りは(きっかけは有名な美容研究家?)適当に作られては消えてゆくわけで、アトピーにそういったものを安易に使ってしまうというのは本当に良くないことだと感じます。

関連記事:ニベアをアトピーに塗ると良い?

 

アトピーにはアトピー専用の化粧水を塗るべき

アトピーはれっきとしたアレルギー反応ですから、やはりいいかげんなものを塗るべきではないと思います。

私自身が通ってきた道なので気持ちはよーくわかるのですが、はっきりとした原因がわからずひどい症状が出るからこそ、神頼みに近いランダムな治療法や保湿に頼らず、「アトピー肌のための」ケアを行うべきなのです。

 

保湿ならば最低限きちんと抗菌・抗炎症作用をうたっているもので、石油成分や合成物質、刺激物がゼロ、あるいは極力入っていないものを選ぶことです。

関連記事:アトピーを悪化させない保湿剤の使い方

 

またアトピーには「足し算より引き算」とよく言われるとおり、シンプルにアトピーに良いものだけを取りこめる保湿をおすすめします。

保湿化粧水ならばオージュンヌ、入浴時に使えるアトピー保湿に特化したみんなの肌潤風呂、そしてかゆみ症状の大幅改善にはみんなの肌潤糖アトケアタイプが私にとっての救世主でした。

 

関連記事:大人のアトピー性皮膚炎を完治させた―私的スキンケアランキング

 

かゆみと痛みに藁をもすがる思いですべてを試したくなるのはアトピーさんなら皆同じです。

ですがこのサイトでも繰り返し言っているとおり、基本は小食、腸内環境改善と適切な保湿ケアなのです。

これさえ心静かに(そのためには一時的にでも症状を抑えることは非常に重要です)行えば、アトピーは完治します!

 

オージュンヌ

オージュンヌ

-アトピーと保湿
-, , , , , , , , ,

Popular Posts

1
閲覧注意:私の大人アトピー写真→現在まで

25年ぶりのアトピー再発初期 ↓ こうなって・・・ ↓ ここまで来てからようやく ...

2
大人のアトピー性皮膚炎を完治させたー私的保湿剤ランキング

私がアトピーで悩んでいたとき実際に使用していた化粧水などのスキンケア商品を、ラン ...

3
みんなの肌潤糖アトケアタイプ口コミレビュー●アトピーへの効果は?●

みんなの肌潤糖は、アトピーの方なら一度は耳にしたことがあるであろう有名なアトピー ...

4
私のアトピーを劇的に改善させたものたち アトピーケア編

25年ぶりに、爆発するかのように突如再発した私の大人アトピー。 あまりにもつらく ...

5
ひどいアトピーで不眠に陥っている方へ

ひどいアトピーになると、1日の中でもっともツライのは睡眠時だという人も少なくあり ...