大人のアトピー性皮膚炎を食事と保湿で改善したブログ

30代になって25年振りに再発したアトピーを、食事と保湿で劇的に改善した経験を綴ります。

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アトピーと真菌

アトピー性皮膚炎とマラセチア(真菌)の違いは?完治させるには

2018/05/30

アトピー患者で症状がひどく、処方されたステロイド剤を塗っても治らないどころかさらに悪化するという場合、真菌の感染を疑った方が良いでしょう。

アトピーも真菌性の皮膚炎も素人目では(ときには専門医でも)まったく判断がつかないことが多いため、自分がアトピーだと勘違いしたまま間違った治療を続けてしまうというケースもあります。

 

 

患者にとっては不幸なことに、じつはマラセチアによる皮膚炎の研究が進んだのはここ十年ほどだとも言われており、いまだに認知度の低い状態であることも治療の初動が遅れてしまう原因ともなっています

 

マラセチアとは

マラセチアとはどの人の皮膚にも常在する酵母系の真菌の一種で、全9種類が確認されており、とくに皮脂の多い部位(胸元、背中、頭皮、顔など)に多く生息します。

アトピー患者は汗をかくことでかゆみなどの症状が悪化しますが、それはこのマラセチアが作りだすたんぱく質が、炎症の原因となるためです。

 

マラセチア菌の特徴について

 

マラセチア菌といってもピンとこない人もいるのではないでしょうか。

マラセチア菌とは、「脂漏性皮膚炎」という炎症をもたらす菌です。

 

具体的には頭皮のフケや乾燥、べたつきなどでで、悪化した場合には頭皮がはがれてしまうこともあります。マラセチア菌は皮脂をエサとして活動するので、頭皮のように皮脂が多い部分が大好きです。たっぷりとある皮脂をエサに増殖し、ターンオーバー周期を乱します。

 

 

頭皮以外では、背中、肩、二の腕、胸などでも増殖し、赤いポツポツとしたニキビの原因になることもあります。この赤いニキビは「マラセチア毛包炎」といいます。

皮脂量が多いと増殖しやすいので、高温多湿で汗や皮脂が増えがちな夏に症状をうったえる人が多いことも特徴です。

このマラセチア菌はカビの一種でもありますが、もともとは私たちの肌に常に存在する菌でもあります。

 

他にも「白癬菌」「カンジダ」「アスペルギス」などがマラセチア菌と同じ「真菌」というカビの一種になります。

 

この「真菌」というカビは、健康なときには症状はありませんが、免疫が低下したときに症状を発症することも特徴です。

これを「日和見感染」といい、免疫が低下しがちな病人やお年寄りは注意が必要です。

 

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真菌とアトピー性皮膚炎

アトピーと診断されてステロイドを塗り続けてもなかなか症状が快方に向かわない場合は、真菌による感染症が原因となっていることを疑った方が良いでしょう。

 

マラセチアなどの真菌とアトピー性皮膚炎の違いとして、まず1つ目はかゆみを引き起こす原因が異なります。マラセチア菌は皮脂量が多いと繁殖してかゆみを発症させますが、アトピー性皮膚炎の原因は一つではありません、

主に遺伝とアレルギー反応の2つがあります。遺伝については必ず遺伝するというものではありませんが、その確率は決して低いとはいえません。

 

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アレルギー反応については「アレルゲン」に触れることにより、免疫が過剰に反応してしまう現象です。免疫が過剰に反応すると血中のIge抗体が増加し、かゆみの原因となるヒスタミンなどが分泌されます

 

アレルギー反応を引き起こす代表的な「アレルゲン」としては、次のようなものがあります。

 

*ハウスダスト
*カビ
*花粉
*紫外線
*化学物質(シックハウス症候群)
*食物

 

2つ目としては、発症する部位がマラセチア菌とは異なります。

上述のとおり、マラセチア菌は皮脂量が多いことによって繁殖します。対してアトピー性皮膚炎は発症したら乾燥を引き起こすという特徴があります。

 

 

真菌感染とアトピーの両方を患っている場合はそれぞれに違った治療(外用薬)が必要で、両方をきちんと行ってはじめて肌の状態が改善します。

 

ただし先述のように一見しただけでは専門の医師でも判断がつかないことがあるため、ステロイドなどアトピーの薬だけで良くならない場合は、専門の機関での詳しい血液検査、ないし皮膚のサンプルを採っての検査が必要になるケースもあります。

 

真菌が関与している場合、上記の検査をすれば一発で原因が特定できることがほとんどです。きちんとアトピーの治療を行っているのにも関わらず症状が一進一退の場合、ぜひ自分から検査を願い出てみることをおすすめします。

真菌は場合によってはどんどん感染が広がっていくものでもありますから、医師や病院側があまり検査に対して協力的でない場合、転院も視野に入れた方が良いかもしれません。

 

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マラセチア(真菌性皮膚炎)感染の特徴

数ある真菌の中でもマラセチアは皮脂の多い部位に好んで繁殖するため、顔や頭皮の赤い湿疹や皮むけなどをともなう炎症は、これを疑います。

ニキビのような見た目ですが芯がなく、赤く細かい湿疹が一定の範囲に広がる、また自然と治るということもなく、長期間にわたって湿疹が出続けるのが特徴です。さらに症状が進むと表皮が薄くぼろぼろと剥がれだし、肌に白っぽい斑点状のまだら模様が見られます。

 

出典:Allabout Beauty

 

 

マラセチアにニゾラールは効く?

真菌が原因の皮膚炎の場合、処方されるのはニゾラールをはじめとする抗真菌のクリームです。

軽症の場合はニゾラールクリームを2、3週間ほども塗り続けることで症状はかなり改善されますが、重症化してしまっている場合は抗カビの内服薬を飲まなければならないこともあります。

効き方としては、アトピーのステロイドと違ってそれほど即効性があるというわけでもなく、徐々に菌が減少し、肌がキレイになってゆくイメージです。

完治させるためには根っこから撃退しなくてはならないため、再発させないためには、湿疹やかゆみなどがなくなったあとも念のため1、2週間ほどは続けるのが良いでしょう。

 

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マラセチアにステロイドを塗っても良い?

マラセチアが原因となっている場合、ステロイドは肌の免疫を抑制するため、さらに菌の繁殖が進み、したがって症状も急激に悪化します。

 

本来ならば真菌性の症状にステロイドは厳禁なのですが、アトピー患者さんの場合、両方を併発している(割合は異なる)ケースも多いです。そのような場合は、アトピー用のステロイドとあわせて抗カビ効果のある薬などを併用することをおすすめします。

ただし「同じタイミングで同じ部位に2種類の薬を塗る」ようなケア方法ではなく、入浴時には抗カビ成分の石鹸やシャンプーで真菌を撃退、保湿もするとともに、お風呂上りや日中にはステロイドを使う、というように、時間差でのアプローチが効果的です。

 

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真菌には抗カビ成分配合の石鹸やシャンプーを

真菌性の皮膚炎をケアするためには、入浴時に抗カビ成分の入った専用の石鹸やシャンプーの使用をおすすめします

 

真菌に感染した人が普通の石鹸やシャンプーを使うと、逆にカビの繁殖のもとになってしまう可能性があること、また真菌は薬やクリームを塗りづらい頭皮や、皮膚の細かな部位に繁殖しやすいためです。

真菌のケアに効果的な石鹸、シャンプーなら持田ヘルスケア コラージュフルフル泡石鹸と、同ラインの抗カビシャンプー・リンス持田ヘルスケア コラージュフルフルネクストがおすすめです。

 

 

長年真菌性の皮膚炎に悩む患者さんに愛用され、実績もある商品で、アトピーと併発してしまっている方でももちろん使用できますし、毎日使用することで炎症の原因となっている真菌を根絶、予防もしてくれるという優れものです。

自宅で専用のケアをしたいと考えている方は、ぜひお試しください。

 



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