メディプラスゲルはアトピー保湿に○!発症・悪化予防には◎!
見つけてしまいましたよ。
私のアトピーを完治に導いたオージュンヌ&みんなの肌潤糖と肩を並べる超優秀保湿剤を・・・!(*´ω`)
メディプラスゲルっていうんですが、結論から言うと、発症予防・悪化予防にははっきり言って上のふたつより良いです。
症状がひどく出ている状態のときは使わない方が良いですが、炎症がおさまって、現状維持→完治に持っていきたいとき、あるいはアトピー素因のある方(お子さんとか)の発症予防にはこれ以上ない保湿剤だと思います。
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ただ人によっては予防目的でも使用しない方が良い場合があるので、そこのところ詳しく書いていきます。
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Contents
メディプラスゲルをアトピー予防保湿に使用するメリット
まずはメディプラスゲルの成分表をご覧ください。
きったなくてすみませんが、赤でマーカーしてあるところが、今回の記事のポイントとなるところです。
ざっと見ただけでほとんどの成分の働きがわかってしまうあたり、だいぶアトピー経験積んできたなぁと、何とも言えない複雑な気持ちになります。
とりあえず、
- 人型セラミド配合
- 添加物ほぼなし
とくにもっとも保湿効果が高いとされる人型セラミドが配合されているのは、これだけでもアトピー予防&悪化防止に使う価値ありと言えると思います。
他の動物や植物由来のセラミドでも十分に効果はありますが、人型はとにかく保湿に優れているため、一回の使用で肌がもちもちになる作用があります。
アトピーの炎症がある程度おさまって、ひどい乾燥状態の肌に塗れば、悪化の予防にもなるでしょう。
関連記事:アトピー肌に不足している「セラミド」<補えば症状が改善する?>
ただまぁ上の成分表を見ていただけるとわかるとおり、かなりたくさんの成分がぎゅっとつまってる保湿剤です。
アトピーの方はいろいろなアレルギーを持っているパターンが多いですから、メディプラスゲルを「とりあえずこれを使ってみて!」とはおすすめできないのが正直なところ。
購入を考えている方は、ひとまず読み進めていただいて、まずご自分の状態と照らし合わせてみてください。
アトピーさんは超敏感な肌の持ち主ですから、精査してから買った方が良いですよね。
メディプラスゲルをなぜアトピー症状が出ているときは使わない方が良いか
アトピーの炎症やかゆみなどの症状が出ているときにメディプラスゲルはおすすめできません。
理由は大きく分けて3つあって、
- 微量のアルコール配合
- 植物エキス
- 抗菌作用がない
先ほどメディプラスゲルは「無添加」と言ったのですが、アトピーに悪い「パラベン」「香料」「鉱物油」などが含まれていない代わりに、防腐剤としてだと思いますが微量のアルコール(下の図ではアルコール不使用となっていますが不使用なのはエタノールだけです)や様々な種類の植物エキスなどが配合されています。
成分表にあるものにアレルギーを起こさない方やアトピー症状が出ていない方にはまさにうってつけの保湿剤ですが、いままさにアトピーで苦しんでいる方はやめておいた方が無難です。
下は私が症状マックスのときから使用していたオージュンヌの成分表ですが、かなり違いがありますね。
症状が出ているときは、このぐらいシンプルなのがベストです。
関連記事:私のアトピーを劇的に改善させたものたち アトピーケア編
またメディプラスゲルとオージュンヌの大きな違いは「抗菌作用」の配合にあります。
オージュンヌにはプラチナナノコロイドという抗菌成分が含まれており、これは黄色ブドウ球菌やマラセチアを始めとした菌が繁殖しやすい(アトピーをひどく悪化させる原因となり、アトピー患者は生まれつきこれらが繁殖しやすい肌を持つ)アトピー肌には不可欠な成分です。
関連記事:アトピー性皮膚炎とマラセチアの見分け方・予防・対処法!
なんでもないときには必要ないものですが、症状が出ているならオージュンヌがベストです。
抗菌作用のあるアトピー保湿剤って、なぜかほとんど売ってないんですよね・・・。
ヒスチジンHCIはアトピーの大敵「ヒスチジン」と違う?
次に気になるのは「ヒスチジンHCI」っていう成分ですが、アトピー研究されている方だったら「むむ・・・」と思われたかもしれません。
ヒスチジンとは体内にある酵素によってあの「ヒスタミン」に変化、アレルギーを起こす原因となる物質ですね。
私なんかは昔だったらこれを聞いた瞬間、拒絶反応起こしてたと思いますが(笑)
不足すると逆に肌が荒れたり皮膚疾患を患う物質でもあって、いまでは必須アミノ酸に数えられています。
ではアトピーの人がこれを肌に塗るのはどうなのか?
答えは「大丈夫」です。
アトピー肌にとってはあまり無駄な成分を入れたくないというのが本音ではありますが、ひとまず安全性が高いことは証明されています。
ただヒスチジンHCIというのは脱脂大豆を加水分解して抽出される成分なので、大豆アレルギーの方には厳禁です。
また亜鉛を体外に排出する作用があるため、アトピーの方は経口で摂取する(青魚に多く含まれます)のを控えなくてはなりません。
ちなみに亜鉛は肌を整えるのには不可欠の成分で、亜鉛のサプリを飲んだり軟膏に混ぜたりすると症状が軽快する場合もあるのは有名な話ですね。
亜鉛華軟膏とか。
関連記事:アトピーを悪化させない保湿剤の使い方
カンゾウエキスはステロイド様作用あり、でも・・・
メディプラスゲルの成分表に「カンゾウ根エキス」と書いてあると思うのですが、これは「グリチルリチン酸」のことで、ステロイドで言うと「weak」くらいの作用があると言われています。
厳密に言うと組成が似ているだけでステロイドではないのですが、ステロイド様作用(抗炎症作用)があるということで、よく自然派スキンケア用品には配合されていたりします。
依存性もなく、ステロイド作用で肌もきれいになるとなれば最高!・・・となるところですが、残念ながら以下のような懸念事項もあります。
- アレルギー反応を起こす人も結構いる
- 7%くらいの人しか合わない
カンゾウは生薬の一種なので、やはり効き目は人によってかなりムラがあるということですね。
ただハマれば手放せなくなりそうです。
カンゾウエキスが自分に合っていると知っている方は、人型セラミドの作用と併せてメディプラスゲルがぴったりでしょう。
オージュンヌとメディプラスゲルの口コミを比較してみる
さて、私ひとりの主観的な口コミだけでは物足りないという方のために、オージュンヌとメディプラスゲルの比較材料としてちょっと有名口コミサイト@コスメをのぞいてみました。
オージュンヌに関しては、私の渾身のランキング記事:大人のアトピー性皮膚炎を完治させた―私的保湿剤ランキングにあるものと重複してます。
ちなみに総合評価は、
-
オージュンヌ:★5.5
-
メディプラスゲル:★5.5
なんと数値まで同じ高評価なんですね(;・∀・)
メディプラスゲルの口コミ
オージュンヌの口コミ
アトピーの状態で使い分けることをおすすめ
オージュンヌは敏感肌も含めたアトピー肌専用の保湿剤なので、やっぱりアトピーの方の口コミが多かったですね。
私自身症状がひどいときから完治までこれを使っていたこともあり、納得の高評価って感じです(私のアトピー完治までの写真も公開してますので、良かったら見てみてください。この記事の上の方にリンク張ってあります)。
一方メディプラスゲルは敏感肌全般に向けた保湿剤で、刺激が少なくて良いという口コミが目立ちました。
私もいまのところメディプラスゲルで完治の状態を保っていて、刺激も感じたことがありません。
繰り返しになってしまいますが、
●アトピーの症状が出ているときはオージュンヌ!
●発症予防&症状が落ち着いた後の保湿にはメディプラスゲル!
という結論になります(`・ω・´)
症状が落ち着いている方や発症予防したい方には、人型セラミド&無添加というだけで使う価値ありです。
オージュンヌと比べるとお値段が控えめなので、アトピー完治した私もそろそろメディプラスゲルに本格移行しようかと考えているところです(;´∀`)
気になる方はとりあえずお試しセットで様子を見てみると良いでしょう。