大人のアトピー性皮膚炎を食事と保湿で改善したブログ

30代になって25年振りに再発したアトピーを、食事と保湿で劇的に改善した経験を綴ります。

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アトピーと保湿

ニベアをアトピーに塗ると良い?

2017/01/01

少し前にとあるテレビ番組がきっかけで再びブームになった「ニベアの青缶」

なんとなく、おばあちゃんやおじさまが使っているようなイメージの強かったこのロングセラークリームと、「ドゥ・ラ・メール」という超高級クリームの成分が似ているという噂がきっかけで、若い人の間でも爆発的な人気となりました。

 

ちなみに私もブームにのっとってこのニベア青缶と「ハトムギ化粧水」のコンボでのスキンケアを試してみたのですが、なるほど、たしかにイイのです。

 

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関連記事:《ハトムギ化粧水》アトピーに塗らないで!

 

ニベアをアトピーに塗ってみた

最初はニベアとハトムギ化粧水を、アトピーの出ていない顔とデコルテだけに塗っていました。

本当にすべすべになって良かったのですが、さすがにアトピーの箇所にアトピー用でないものを塗るのはかなり抵抗があったので決心するまで時間がかかりましたが、ついに試してみるときが来ました。

 

私の場合もともとオイル系の成分が入ったものはかゆみを増し、アトピーを悪化させることがわかっていたのでまったく期待していませんでしたが、やはり思ったとおり、アトピー肌に薄く伸ばしてすぐに赤みが出、非常にかゆくなってしまいました。

 

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後悔しながらすぐに優しく洗い流し、いつものオージュンヌを塗ると落ち着きましたが、これは正直言っておすすめできません。

 

よくよく調べてみたら、まともなサイトのまともな口コミで「ニベアがアトピーに良い」と言っているひとは皆無であることに気付きました・・・

 

やらなきゃ良かった(笑)

 

ですがせっかくやってしまったので、ニベアとアトピーの相性についていろいろと調査してみました。

 

ニベアにはアトピーに良い成分が入っているの?

なにはともあれ、ニベアの成分解析です。

超高級クリーム「ドゥ・ラ・メール」と似ているというのだからさぞかし素晴らしいのだろうと思いきや、意外にそうでもないようです。数百円で買えるのだから、当然そうでしょう。

まずはニベアの成分の中でもアトピーに良いと思われる成分と、悪い成分を分けて見てゆきます。

 

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ニベアのアトピーに良い成分

ニベアに含まれる成分のうちアトピーに良いと思しき成分には、以下のようなものがあります。

スキンケアクリームなので整肌成分としてこれらが含まれているわけですが、アトピーはまったく別物、アレルギー性の炎症なので、これでアトピーが改善するというものではもちろんないことは知っておきましょう。

 

関連記事:我慢できないアトピーのかゆみを抑えるには

 

ホホバオイル

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アトピーの方で、アトピー用の保湿剤の代わりにホホバオイルを愛用しているという方は多いのではないでしょうか。

ホホバオイルにはビタミン・ミネラル(特にビタミンD)が大量に含まれており、保湿効果はもちろんのこと抗菌作用も高いという、アトピーさんにとっては最高のオイルです。

ニベアにもこのホホバオイルが含まれていますが、これが精製済みのものなのか未精製のものなのかが不明なので、効き目のほどもどの程度か分かりかねます。というのも、精製済みのものだとビタミン・ミネラルがほとんどなくなってしまっているため、あまり意味がないのです。

顔に塗る分には効果が実感できたので、ビタミンやミネラルもある程度は含まれているのかな、とは思うのですが・・・。

 

スクワラン

スクワランも、保湿剤を自作するアトピーさんが利用することもあるという、お肌の代謝を促進する成分です。

スクワランには殺菌効果、鎮静作用があり、アトピーのかゆみや痛みを抑える効果があります。

一般の化粧品などにも含まれていることの多いオイルですが、こちらも精製の度合いは不明であり、アトピーに効果が期待できるほどの配合なのかはわかっていません。

 

ワセリン

言わずと知れた、アトピーさん御用達の油。

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つい最近アトピーの予防に一定の効果があるという研究結果が発表されたばかりですが、やはり油なので浸透はせず、保湿をするというよりは「お肌にフタをして保護する」と言った方が正しいでしょう。

もちろん肌の状態を改善する効果はなく、炎症部分に塗ると熱がこもってひどいかゆみに襲われます。

ですからまずは炎症を抑えてから、正常な肌に保護的な意味で塗るのが正しい使い方となります。

 

グリセリン

パーム油やヤシ油から抽出される植物性のアルコール。

抗炎症作用や水分を引き寄せる性質があるため、アトピーの保湿に最適とも言われています。

ただ抗炎症作用がある一方で、配合の割合、人によっては刺激やかゆみを感じることがあります。無理して塗り続けるとアトピーを悪化させますので、使用には注意が必要です。

 

クエン酸

クエン酸は飲んでも肌に塗っても良いと言われています。

塗る場合はお肌のPHを弱酸性に保ってくれ、殺菌作用に皮膚の代謝促進も行ってくれます。

ニベアに含まれている成分の中で、唯一アトピーを悪化させたりかゆみを増す要素がないといってもよい成分です。

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ニベアのアトピーに悪い成分

次に、アトピーに悪い成分です。

上に挙げたアトピーに良い成分でも一長一短あり、手放しで良いとは言い切れないものばかりでしたが、こちらはアトピーに悪影響であるとわかっている成分です。

これらが含まれているだけでも、ニベアをアトピーさんにはおすすめできない理由になるでしょう。

 

ミネラルオイル

ミネラルオイル、というとミネラルがたくさん含まれていてアトピーに良さそうな響きがありますが、実際お肌に良いミネラルは含まれていません。

石油由来の成分なので落ちにくく、酸化した状態でいつまでもお肌に残りやすいという、アトピーさんにとってはもっとも避けたい成分の一つです。

オイルということでもともと健康なお肌を保護する目的で塗るのは良いですが、それでも肌トラブルの原因となることもあり、おすすめできません。

 

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香料

なるべく無駄なものを塗らずにお肌への負担を軽減すべきアトピー肌にとって、人工香料ほど無駄なものはないと言っても良いでしょう。

石油系素材や合成成分のニオイをごまかすために含有されているのでしょうが、とくにアトピーさんは使用しない方が良いでしょう。

 

安息香酸Na

いわゆる防腐剤で、ニベアには数種類含まれているようです。

アトピーさんにとって、添加物は食べ物から摂るのも肌に塗るのもNGです。

刺激になってかゆみや炎症が増すだけでなく蓄積するものでもありますから、塗るべきではありません。

 

エタノール

エタノールは消毒などに使用されるアルコール成分ですが、揮発性が高く、気化する際にお肌の水分も一緒に持って行ってしまい、乾燥肌の原因となります。

また刺激が強くアトピーを悪化させたりしみる原因となりますので、避けた方が良いでしょう。

 

結論:ニベアはアトピー肌には不向き

このように、ニベアは健康な肌に塗る分には水分を逃さずお肌の状態を整えてくれる効果が期待できるでしょう。

ですがアトピー肌に塗るには、かなり危険と言わざるをえません。

良い効果が期待できる成分ももちろん含まれていますが、悪い部分を補うにはまったく不十分であること、刺激の強い成分やお肌に蓄積・酸化する成分などが多数含まれていることから、やはりアトピーにはアトピー専用の保湿剤を使用するのがベストです。

 

関連記事:大人のアトピー性皮膚炎を完治させた―私的スキンケアランキング

関連記事:みんなの肌潤糖アトケアタイプ口コミレビュー●アトピーへの効果は?●

 

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