大人のアトピー性皮膚炎を食事と保湿で改善したブログ

30代になって25年振りに再発したアトピーを、食事と保湿で劇的に改善した経験を綴ります。

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大人のアトピー性皮膚炎と精神

大人のアトピー性皮膚炎は「なにか」に対する壮絶な拒否反応

2017/01/02

幼児期から成人までを通してずっとアトピーに悩まされてきた、私の妹の話をします。

私より3つ下の妹は、小さいころから姉の私と違って真面目で潔癖なところがあり、それゆえに人(とくに母、教師や上司などの目上)と対立することの多い性分でした。

 

本質的には甘えん坊で明るく泣き虫、人懐こい彼女ですが、いつからかそんな部分を姉である私以外にはまったく見せなくなりました。そしてその辺りから、彼女のアトピーが局所的なものから、顔を含む全身へと広がっていったのです。

 

妹のストレスとアトピー

とくに高校生のときは常に顔は真っ赤、頭皮から剥がれ落ちる皮膚がフケのように見えることもあり、年頃の女の子でもともとかわいらしい顔だちなのに本当にもったいなく、かわいそうな状態だったのを覚えています。

 

母は、我慢できずに肌を触ったりぼりぼりと掻いてしまう彼女に向かってやみくもに「掻くな」というばかりでしたし、当時はインターネットもそれほど発達しておらず、今のようにいろいろな情報を取捨選択する手段すら存在しませんでした。

 

あんなに活発だった性格もどんよりと暗くなり、いつも自信なさげな表情を浮かべる妹を助けることができない自分を、姉として情けなく思ったこともありました。

 

ただ私が当時彼女を見ていてひとつだけ気づいたことは、やはり何かストレスを感じる時期にアトピーは悪化し、肌を掻き毟るようになるということです。

 

アトピーを長年患っている人にとってはそんなの当たり前のことですが、アトピーというのはそれほど精神状態そのものと深く関わっているという証拠ではないでしょうか。

 

関連記事:食事/精神/アトピーは円環状になっている

 

無理をして我慢をしてストレスを溜めて、もはや自分でそれがストレスや我慢だと気づかないところまで無理を重ねても解消できないでいると、臨界点に達したそれが、アトピーとして爆発するのです。

 

妹もそれから20代、30代と年齢を重ねるにつれ自分自身の性格や周りとの調和の取り方を学び、アトピーの症状自体もコントロールできるようになったようですが、やはり会社の上司と折り合いがつかないことがなぜか多く、そんなときはかゆみが復活するとのことでした。

 

ここで思うのが、アトピーの改善策として生活環境・腸内環境の改善や保湿、食事などいろいろとあるものの、自分自身の内面と向き合うことの方が、アトピー改善にはよっぽど大事なのではないかということです。

 

関連記事:私がアトピー再発を、食事で改善すると決心した経緯

 

とくに日本の現代社会に生きる上でストレスフリーであることなど不可能に近いようにも思えますが、それでもアトピーというのは「心の声に気付いて」「もっと自分自身を大事にしてあげて」という体からの?サインなのではないでしょうか。

 

妹を見ていても、深刻なアトピーを患っていた友達を見ていても、本当に真面目で、どこか自分の思ったことを表現せず押し殺すようなところがあります。

 

アトピーのせいでそんな性格になってしまったという意見も聞いたことがありますが、事情はもっと複雑だと私は思います。

 

大きな母の影の下

これも妹の例ですが、彼女の場合は明らかに、母の強すぎる影響をもろに受け続けていたことでアトピーが発症・悪化していました。実のところ妹と母の性格はそっくりなのですが、それがゆえにダイレクトにストレスを受けとってしまいやすい環境であったといえます。

 

昔から母の「ああしなければいけない」「こうであるべき」という決まりごと(押しつけ)を、性格が正反対の私は柳のように受け流したり反発することができていましたが、妹はそうではありません。

自分自身の本心や希望に沿わぬことでもどうにか我慢してやらなくてはならない、という気持ちが強かったといいます。

 

先述したように、本来的な彼女は真面目で潔癖でありながらも、明るく快活でチャレンジ精神旺盛です。それが母を始めとするさまざまな影響によって複雑に歪められたり抑圧されたりしているうちに見失われ、膨大なストレスとなって彼女にのしかかっていたのです。

 

成長してもそのままの状態でいると、人はどんどんそれに蓋をすることが上手になっていきます。

 

それでも心は解放されていないわけですから、現実のどこかに必ず齟齬が出てきます。

 

アトピーはそのひとつの形態であって、お酒や恋愛関係の依存に走る人もいれば精神を病む人、肉体的な病気を患う人、単に直接関係のない他人を攻撃する人もいるでしょう。

 

胃腸の弱い人が何かを「イヤだ、イヤだ」と思っていると胃が痛くなったり胃潰瘍になったりしますが、それがアトピーという形で出てくる人もいるということです。

 

ですから周囲の環境のためにまず精神が抑圧され、それが限界にまで達したときにアトピーという症状として噴出してくるというのが私の考えです。

 

ここで恐らく重要なのが、一体なにがそうさせているのかという部分を徹底的に洗い出す作業だと思います。

 

自分は何をそんなに拒否したいのか

 

自分はアトピーを患うほど何がそんなにイヤなのか。

 

そこまで無理してしまう原因はどこにあるのか。

 

幼少期の経験?周囲の環境?夫婦関係?仕事のこと?漠然とした不安・・・?

 

妹はあるとき私に、彼女のアトピーからの「学び」について話してくれました。

 

母からの影響を嫌いながらも、いつしか自分自身が母とそっくりな思考回路や行動をしていたこと。他人に対しても「こうあるべき」という自分の価値観を押し付ける気持ちが強く、それに沿わないことにイライラしてストレスを感じてしまうこと。

そしてその根本には「私は無理してでもやるべきことをやってきたのに、アイツはうまいこと逃げている」といったような漠然とした不平等感があるということ。

 

そんな風に思ってしまう自分に対しても自己嫌悪を感じてしまうこと。

 

これは数十年に渡って妹を蝕み続けてきた固定観念が引き起こす現象で、実際は「自分をもっと大切にするために」、要領の良い同僚を見習って力を抜くことや、価値観の多様性を認めること、自分を許すことが彼女の人生にとって、そしてアトピー改善の重要なキーとなっていたようです。

 

妹のアトピーが徐々に良くなっていったのは、そういった部分を自分の力で、あるいは他人の力を借りて(これも妹の苦手とすることです笑)すこしずつ軽やかにしていったことが大きいと思います。

 

関連記事:ひどいアトピーで不眠に陥っている方へ

 

自分のあり方と上手に付き合うこと=アトピーと上手に付き合う(完治させる)こと

彼女は20代も後半に近づくにつれてアトピーが軽快し、本来の明るく華やかな性格を取り戻し、昨年才能豊かでイケメンな旦那様と、ちょっと驚くような玉の輿に乗って結婚、かわいい男の子に恵まれました。

 

面白いもので、その旦那さまというのも、華やかなのにどこか妹と共通した真面目さ、潔癖さを持っており、それがぶつかることでときには夫婦喧嘩に発展することもあるのだそうです。それでも妹はもう自分の性質の扱いどころを心得ていますから、真正面から対立することなく、また互いのストレスにならないよう上手に関係を運営しています。

 

いまではアトピーの症状もかなり出にくくなっているとのことですが、たまにかゆみや湿疹が出たときはいつもの保湿ケアと内観で、なぜ症状が出たのか考えるようになったといいます。

 

アトピーの症状を悪化させている「精神的な要因」を突き止めたあたりが、彼女の人生の転機だったのです。

 

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オージュンヌ

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